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元カリスマ塾講師が考える、高校受験勉強のポイント3選

勉強
ひろせ
ひろせ
自称元カリスマ塾講師ひろせです。

というのも、私、学生時代に塾でアルバイトをしておりました。ここだけの話、働きっぷりで言えば、今の仕事以上だったかもしれません。バイトそのものについては、また別の機会にお話させていただくとして…

今回は、これから高校受験を迎える、新中学3年生の皆さま、その親御さま向けに高校の受験勉強のポイントを私なりにまとめてみました。参考にしていただければと思います。

Contents

【確実に】基礎を固めることが最優先

なんと言ってもまずは基礎!何事も礎を固めなければ、上手くいきません。

高校入試の問題について(大学も、多くの資格試験も同じですが)、どの教科も大問がいくつかあり、その中の問題構成は『基礎→応用』の流れになっております。基本的に基礎が解けなければ、応用も解けない仕組みです。(特に理系教科はその傾向が強いです。)

個人差はありますが、点数をあげようと思ったら、それなりに得意な教科の大問最後の超難しい問題を解くよりも、不得意教科の最初の方の基礎問題を解く勉強の方が効果的です。(全ての基礎が固まっている人はもちろん応用をやらなければいけませんが。)

学校では授業の進行上、基礎にかける時間が足りず、大まかに理解できても、確実にものにできず、そのまま応用に進んでしまうことがしばしばあると思います。結果として、応用の問題が全く理解できず、その単元の内容が分からないまま次の内容に進んでしまう、なんて悩みも生徒から多く聞かれました。

繰り返しになりますが、なんと言ってもまずは基礎!基礎でつまずいたと思った時は、早めに対処しましょう。極端な話、無理に応用まで学ばずに、捨てるところは捨てた方が良いです。どの教科もまずは基礎をおさえましょう。

【ポイント】

・まずは基礎、基礎が最優先!凡ミスがなくなるまでやりましょう!

・大問の最初の問題が分からない場合は、早めの対処を!

・不得意教科は応用を捨てる選択も

【意外と難しい】ヤル気の維持

やらなきゃいけないことは分かっていても、ヤル気が起きなきゃ何もできませんし時間効率が上がってきません。物理的ヤル気スイッチが体のどこかに付いていれば良いのですが…

仕方がないので、無形ですが、ヤル気スイッチの例を上げていってみます!

単純に嬉しい!褒められる!

褒められて嫌だと言う人はあまりいないと思います。実際、私が塾講師として授業をしている時は、どんなに小さなことでも『出来たら、褒める』を実践していました。

受験生の方は、褒めてくれる人を探してください。後ほど登場するのですが、誰かと一緒に勉強すると言うのも、ひとつ重要なことです。分からないことは教えあって、お互い切磋琢磨できる関係の友人を持ってください。一緒に何かを頑張った仲間は一生の財産になります。

簡単な言葉で良いのです「イイね!」「すごいね!」何度言っても悪いことはありません。声を掛け合いましょう!

頭の良い人を捕まえろ!誰かと一緒に勉強をする。

どのクラスにも、頭が良い人がひとりはいますよね?いない場合は、暇そうな先生でも良いです。誰かと一緒に勉強してみましょう。

教科書だけでは分からないことって、たくさんあります。人生そんなもんです。そんな時には一人で解決するよりも、助けてくれる人に頼りましょう。その方が何倍も時間短縮になります。

友達同士で勉強すると良いことがたくさんあって、すでに上記した褒め合えること、それぞれ得意不得意を補完し合えること、競争意識が生まれること、など良いことだらけです!

質問する方は時間の節約になり、教える方は教えることで復習になり、より確実な知識となります。

将来のため?なぜ勉強するのか考える。

「なぜ勉強するのか?」

大学進学が当たり前になりつつある現代では、より良い高校に行くため良い大学を目指すため。そう考えている方は多いでしょう。実際、私が高校受験をする時もそうでした。

しかし、高校も大学も今後の人生をより良くするための『手段』のひとつでしかありません。将来的にどうなりたいのか、目的がなくてはその手段も選ぶことが出来ませんそんな曖昧なものに対してモチベーションをあげるのは難しいですよね。

逆に、どう生きたいのか、目的が明確であれば、その手段のために頑張れますよね。

とは言っても、高校受験のタイミングでどう生きたいのかまで考えている人は少ないでしょう。考えるのが早いに越したことはありませんが、高校受験のタイミングが期限というわけでは決してなく、むしろいつでも方向転換は出来ます。

何かひとつ目指すものがあると、頑張れることもある。そういうことです。

【質の高い勉強を!】終わり時間を決める

勉強を始める前に何時までに終わらせるか何時までやるかを決めましょう

ひとつの単元を何日までにマスターするか、なども同じように決めましょう。

いわゆる『段取り』ですね。私の初めての上司は『仕事は8割が段取りだ!』が口癖でした。勉強も同じです。いつまでに何をするのかハッキリさせ、それを問題なく行うためにしっかり下準備をする。これが基本です。

例えば、

この教科のこの単元を完璧にしたいから、

○月○日までに教科書の該当箇所を復習し、

×月×日までに過去10年分の過去問まで解いて復習まで終わらせる。

こんな感じです。ギリギリ出来るくらいの期日を設定するのがポイントです。自分を甘やかしてはいけません!決めたら誰かにやることを宣言しておきましょう!

最後に。

高校受験はほとんどの人にとって、初めて、自分の力で進路が変わるポイントとなります。周囲の期待などもあり、初めて、結果を求められる瞬間でもあり、精神的に追い込まれてしまうこともあるかもしれません。

無理は禁物です!しかし、やれることは全てやりましょう。後悔しないために。

私の記事が少しでも受験生の皆さまのお役に立つ事ができればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。