2001年から2016年まで週刊少年ジャンプで連載された『BLEACH』(ブリーチ)。連載中は驚異的な人気を誇りました!(後半は徐々に人気が落ちていきましたが…)
アニメ、映画化はもちろんのこと、2018年には実写映画も上映されました。
最終章に備えて『BLEACH』を振り返るなら
そんな『BLEACH』の魅力について、僕が思う魅力を考えてみました。
Contents
物語について、ざっくり説明
霊感が強いこと以外は普通の高校生である主人公、黒崎一護は悪霊である虚(ホロウ)を退治しにきた死神、朽木ルキアに出会う。
突然の出会いから間もなく、朽木ルキアが虚(写真上)との戦いで窮地に陥る。なんやかんやあって、ルキアから死神の力の譲渡を受け、死神となった一護は、虚を倒すことに成功する。
そんな話から始まる『BLEACH』は、主人公である、黒崎一護を中心とした物語となっています。
オサレなストーリー
ストーリーにいくつかの区切りがあるのですが、尸魂界篇まで、もしくは破面篇までが楽しかったって人が多いのではないでしょうか…
全て読んでみて思うことは、ストーリーが進むにつれて、後付け感が強くなってくるなーってこと。
正直、朽木白哉と藍染惣右介を倒したタイミングで、もう終わるのかなと思ったくらいです。白哉戦での一護の虚化は破面篇の伏線ではありましたが。
破面篇だと敵キャラだったけど、グリムジョーカッコよかったです。
特に死神代行消失篇以降は大量に新キャラを追加され、さらに話が急展開すぎて、ついていけなかった読者も多いのでは?と思います。
とは言ったものの、一度読み返せば、あーなるほど!とはなるところがほとんどだとも思います。
逆に、初めから破面篇までは、個人的にはストーリーのテンポがちょうど良く、初見でも楽しく読むことができました。キャラ数はめっちゃ多いけど…
画について
賛否両論ありますが、僕はかなり好きです!
バトルシーンの画の迫力が『BLEACH』の魅力の1つではないでしょうか。その分、バトルシーンになった時の文字数の少なさによるページのスカスカ感が尋常じゃないですが…
文字の少なさは、同じ週刊少年ジャンプで同時期に連載されていた銀魂と比べると、文字の量が少なすぎて、半分以下の時間で読み終わると、どこかで聞いたことがあるくらい。
まあ、比較的文字数が多い銀魂もバトルシーンになったら文字数少なくなるのですが、それでも『BLEACH』のスカスカ具合は次元が違います。
ただ、文字が少ないことにより、画で表現できることが増えていることもまた事実で、むしろ、画だけで伝わることってすごいことですよ!
『BLEACH』はただのオサレ漫画ではないのです。
オサレなセリフ
オサレと言えば、『BLEACH』の作中には、数多くのオサレなセリフ(名言≒迷言?)も登場し、こちらも魅力の1つと言えるでしょう!
斬魄刀(死神が使用する刀)を始解・卍解する時の解号はもちろん、有名なセリフどれをとっても記憶に残るものばかりです。
なん…だと!?
チャドの霊圧が…消えた…?
奇跡は一度だけ?じゃあ二度目は何だ?
済まぬ
あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ
一体いつから──鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?
俺自身が月牙になることだ
全部月島さんが居たからじゃないか…!
『BLEACH』より引用
これだけ思い浮かぶのも、月島さんのおかげじゃないか!
まとめ
『BLEACH』の魅力について考えてみました!
ただオサレという訳ではなく、ちゃんと魅力の詰まった漫画(アニメ)ということをわかっていただけただろうか。
初めての人には、最低2回は読んでもらいたい。すでに読んだことがある人も、もう一度読み返してみると、新たな発見があるかも!漫画でしかみたことのない人にはアニメもオススメです。